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院長 獣医師  赤松 宝

統合医療への気づき

ある飼い主様のワンちゃんのお話です。

毎回同じ症状で受診していたのですが、薬を出すと一時的に症状は治まるものの、しばらく経つと同じ症状が出ることを繰り返していました。

ある日、飼い主様と話をしていると散歩後にワンちゃんを木にしばってしばらく放置しているという話を聞きました。

ここで、もしやと思い、飼い主様に散歩後の接し方を変えて頂きました。

すると何度も繰り返していた症状が出なくなったのです。

まさしく原因はストレスでした。

西洋医学ではフォローしきれない精神面による症状だったのです。

統合医療の可能性

ある飼い主様のネコちゃんのお話です。

​いくつかの動物病院を回りましたがどこも治すことができませんでした。

なぜなら西洋医学として「その症状にはこの治療」というエビデンスがあったので、どこの動物病院でも同じ治療を続けていたのです。

統合医療において、同じ病気でも一匹一匹によって治し方が違うという考え方のもと、まったく別の治療を提案しました。

飼い主様は半信半疑でしたが治療を始めてみると症状を治すことができました。

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